古より伝わる美才豊かな日本人の知恵 二十四節気



陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也
野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃。
朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める。


白露(はくろ)の時期にお出しするお品は いとこ煮。

小豆と野菜類を”追い追い”鍋に入れて煮込むことから、追い追いと甥甥をかけ、いとこ煮と呼ばれています。




※二十四節気とは
二十四節気は、太陰暦を使用していた時代に、季節を現すための工夫として考え出されたもので、1年を24等分にし、その区切りに名前をつけたものです。現在でも季節の節目節目に、これを示す言葉として使われています。

 

※暦便覧について
二十四節気の説明の中で引用している「暦便覧」とは、太玄斎の書いた暦の解説書で天明七年(1787)に出版されたものです。